こんにちは、Q太郎です。
年末が近くなると、今年のGDP値やどのセクターが市場を牽引したかなど1年の経済状況を各サイトが情報発信いたします。優良な情報サイトVIETKABUに面白い記事を見つけました。
目 次
ベトナム 20年GDP成長率 : +2.91%
出典:VIETKABU
師曰く「 よく日経平均株価やダウ平均株価など指数を気にする人がいますが、指数の平均値に惑わされないでください。指数は下げても自分の保有銘柄が上がっていればそれでいいのです。」
先生は平均化された数値や、丸められた数値について自分なりに良く検証することを説いていました。今回VIETKABUサイトの記事中の数値、それは1次情報としては優良ですが、それを自分なりに検証することの大切さを改めて思いださせてくれました。
前述の記事中に掲載されている要点は下記になります。
- 20年GDP成長率+2.91%( コロナ禍でもプラス成長を維持 )
- GDP牽引セクター
- 株価伸長率:工業・建設業+3.98%、そのうち製造業が+5.82%
- 株価伸長率:サービス業そのうち情報・通信+7.42%、金融、銀行、保険が+6.87%
この情報を見て自分の保有株のセクターが情報通信や銀行保険株ではないことを見てがっかりすることがあります、でもはたして伸長セクター銘柄を購入していれば本当に報われたのか、別の視点で検証してみます。
セクターが伸長してもセクター全ての銘柄を買えるわけではない。
個別株投資はインデックス投資と違い、数多くの銘柄に投資するのではなく、大きく伸長する個別銘柄にどれだけ集中投資できるかが重要です。そこで超高騰銘柄が多く発生しているセクターを見つけるこが大切であり、その方が短期間で資産を増やす確率を上げることに繋がります。
ベトナム株は成長株の為、仮に年初来最安値から3倍以上の暴騰している銘柄がそのセクターにいくつあるのかを調べてみます。
前述の記事の情報から情報通信、金融、銀行、保険、そして不動産を調べてみました。今回はVIETKABUサイト中に掲載されて、下記セクターに分類される銘柄を全て調査しました。
- 情報通信:0銘柄
- 金融 :6銘柄
- 銀行 :1銘柄
- 保険 :0銘柄
- 不動産 :8銘柄
このように個別銘柄に投資する個人投資家は、なけなしの資金であれば有る程トリプルバガー銘柄のような超高騰銘柄を探しだすことが大切で、その確率を上げるには情報通信や銀行よりも不動産セクターであることが分かります。
因みに私の保有銘柄5銘柄中、3銘柄が不動産銘柄です。
どうしても、GDP構成比率の大きいセクターの株価の伸長は、GDP全体への影響が大きい為にあたかもGDP牽引セクターの株に投資した方が儲かりそうな感じがしますが、そうではありません。
GDP構成比率が小さく、銘柄数が少ないセクターでも、また個別の時価総額小さくても、超高騰銘柄を見つけることが大切です。
私は今年PDRファットダット不動産開発とNHAハノイ南部住宅都市投資開発のどちらを購入するか迷ったあげく、PDRを購入しました。結果はPDRが最安値から2.5倍、NHAは最安値から4倍と逃した魚はやはり大魚でした。因みにどちらも不動産株です。
出典:VIETKABU
大切なことは1次情報を鵜呑みにせず、自分で考えることです。
それではまた、対酒当歌人生幾何。
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