こんにちは、Q太郎です。
いよいよ来年2024年から新NISAがスタートします、内容については概ね改善されており、NISAより新NISAの方が使い易い制度になると予想されます。
しかし、1点だけ残念な制度変更があります、それはジュニアNISA制度の後継制度が新NISAにはないのです。
政府は子供の金融教育の重要性を訴えているのに残念なことじゃ。
私はジュニアNISA制度は子供が小さければ小さい程、利用し甲斐のある制度だと考えております。
この記事は自分の子供にお金のなる木をプレゼントしたいと考えている方にとって参考になれば幸いです。
目 次
ジュニアNISAはなぜ素晴らしいのか?
現在では子供の金融教育の重要性が声高に叫ばれております、ジュニアNISAは実際の投資を通じて金融を学ぶ最適のツールだと考えます。
しかも銀行預金より圧倒的にお金が増えます。
未成年の子供と投資について一緒に学ぶことができる。
子供への金融教育が叫ばれておりますが、実際何をしたらよいか分からない方が多いのではないでしょうか?
年齢別で以下のアプリをオススメします。
- 小学校低学年:うんこドリル×金融庁
- 小学校高学年:三井純友銀行 「 ハロまね 」
前者は非常に子供に人気のうんこドリルシリーズが金融庁とコラボした非常に分かり易い低学年むけのお金のアプリです。
お金の使い方を通じて感謝の気持ちなど人間性の形成に役立つ要素が多く含まれております。
後者はおこずかい帳とおてつだい機能と銀行機能を融合し、より社会にでてからの金融イメージを再現できるアプリです。
子供には親が寄り添って続けていくことが大切ですね。
このようなサービスで子供と金融教育について学ぶことはできますが、現実に子供名義でお金の運用できるサービスは銀行の預金とジュニアNISAで投資をするぐらいしかありません。
しかし現在の預金金利はメガバンクで0.002%、これは100万円を1年間預けても20円の利息にしかならず、チロルチョコが2つ買えない利息金額です。
これをみたら子供だって銀行預金なんてばかばかしくて、お金を貯めようなんて気にはなりません。
日本の銀行はもはや泥棒からお金を守る機能しかありませんね。
しかしジュニアNISAでベトナム株に投資をすれば、配当利回り13~14%の銘柄も珍しくありません。
つまり100万円投資して、年間13~14万円の配当金が貰えるならば、子供も親も楽しくなるはずです。
このようにジュニアNISAを通じてリアルなマネーの報酬を得ることで、親も子供も一層投資への興味が掻き立てられるのです。
ベトナム株の高配当銘柄選びについて、過去の記事で紹介しておりますので、ご参考にしてください。
手間いらず、2024年からは継続監理勘定へ自動移管され非課税継続
残念なことにジュニアNISAは2023年12月で終了になります。
では2023年12月末でまだ未成年のジュニアNISA口座は2024年以降はどうなるのか、それは自動的に継続監理勘定へ移管され、非課税制度の恩恵を子供が成人18歳になるまで享受できるのです。
18歳まで継続できるのはいいですね、今年0歳なら18歳まで18年間恩恵を享受できるんじゃ。
以前から継続監理勘定への移管はございましたが手続きが煩雑でした、制度改変でこのような煩雑さが解消されて、ジュニアNISAを始めてみるハードルは下がりました。
2024年以降、18歳までずっと非課税は爆発力あり
仮に2023年に生まれた子供にジュニアNISAの口座を開設し、上限いっぱいの80万円までベトナム株高配当銘柄で投資した場合を想定します。
同講座は2023年12月で廃止され、自動的に継続監理勘定に移行され非課税を18歳まで継続されることを前提としますので、配当金はそのままプールさせる想定です。
これを以下の条件で投資をします。
- ジュニアNISA枠で上限いっぱいの80万円まで投資
- ベトナム株高配当銘柄、ここでは仮に13%年間配当利回りを設定
- 株価自体の値上がりはここでは考慮しない。
年間配当利回り13%:80万円×13%=104,000円が年間配当金になります。
18年間継続された場合の配当金総額:18年×104,000円=1,872,000円になります。
元本80万円と合計すると2,672,000円と爆増することが予想されます。
ベトナム株の配当金が高いことを皆さん以外と知らないですよ。
この数値は元本80万円を投資した株価の値上がり益を含んではおりません、10年で3~5倍の株価の値上がりは珍しくないのが新興国株投資です。
つまり投資をした株価の値上がりまで含めると子供の大学の学費相当分がこれで作れてしまうことも夢ではありません。
一方で同じ80万円を三大メガバンクに18年間定期預金していた場合の金額を計算致します。
そこで福利の計算で便利なサイトみらい電卓を使います。
出所:みらい電卓
80万円の預金金額が、年利0.002%では80万円のままでした、もっと詳細な預金金額と金利の総額を調べると驚きの結果でした。
出所:みらい電卓
なんど預金80万を金利0.002%のメガバンクが設定している金利で18年間運用しても、わずか800,288円にしかならない悲惨な結果でした。
インフレの時代に銀行にお金を預けることは謂わばお金を劣化させることなんじゃ。
この比較結果からジュニアNISA枠でベトナム株高配当銘柄に投資することが、いかに爆発力を秘めているかが分かると思います。
ジュニアNISAでベトナム株投資は税金0円
最近政府ではサラリーマンの定期代にもまで課税をするつもりではないかと、SNSで炎上し総理が釈明する事態となりました、それだけ日本政府は税を取れるところを探しております。
そんな国で配当金が完全非課税で手に入れられる投資があるのです。
国内はNISA枠で非課税の上、現地ベトナムでも非課税
ジュニアNISAでベトナム株に投資をした場合のメリットは高配当だけでなく、日本国内はもちろん非課税ですが、ベトナム現地でも非課税の為、配当金がまるまる手に入るメリットです。
以前次の記事でベトナム株が現地で非課税であることを紹介しました、良かったらご参考にしてください。
ジュニアNISAに対応するベトナム株の扱い数が多い証券会社は1択
どんなに高配当なベトナム株でもそれがジュニアNISAの対象になっていなければ、投資はできません。
ベトナム株の扱い銘柄数が多く、しかも全てがジュニアNISA対象銘柄になっているのがSBI証券です。
以前次の記事でオススメの証券会社を紹介しておりますので、良かった参考にしてください。
通貨のドン高円安トレンドは配当金のお得感倍増
配当金は業績により増減しますが、ベトナム通貨ドンが強くなり、円が安くなるトレンドは新興国株通貨と先進国通貨の避けられない運命です。
通貨については以前次の記事でご紹介してしております。
年初に比べ既に約7%円安、ドン高
現在のドン/円は年初に比較して、約7%の円安になっております。
次のチャートは過去1年の通貨の動きを示しております。
これは例えば昨年と同じ1,000ドンの配当をもらっても円に換算すると昨年よりも手元に残る円の現金が7%増加します。
ドン高円安トレンド×子供の持つ最大の強み(時間)=確実な資産増
前述した80万円に13%の配当があった場合は年間配当は104,000円ですが、これに通貨が年間5%づつドン高円安が進んだ場合の18年間の配当金は次の通りです。
- 1年目:104,000円
- 2年目:109,200円
- 3年目:114,660円
- 4年目:120,393円
- 5年目:126,412円
- 6年目:132,732円
- 7年目:139,368円
- 8年目:146,336円
- 9年目:153,652円
- 10年目:161,334円
- 11年目:169,400円
- 12年目:177,870円
- 13年目:186,763円
- 14年目:196,101円
- 15年目:205,906円
- 16年目:216,201円
- 17年目:227,011円
- 18年目:238,361円
18年間の配当金の合計は2,925,700円です、通貨変動を考慮しなければ1,872,000円であることを比較すると、将来弱くなる通貨から強くなる通貨に資産を移動させるメリットがよくわかります。
前述した為替について書いた過去の記事の中で、中国の通貨元が2000年には1元:13.01円でしたが、2015年には19.44円で約49.4%の円安、元高が進みました。
2015年のチャイナショックまでは右方上がりだったのです。
当時は日本銀行によるマイナス金利政策やイールドカーブコントロールなどの意図的な円安維持の政策はとられておりませんでした。
つまり強い円が維持されていたにもかかわらず、15年で49.4%も下落したことを考えると、今の円安維持の政策下で毎年5%のドン高円安が進む可能性は排除できません。
円安で景気を刺激し続けることは、裏を返せば他国通貨に対し弱い立場を維持することを意味しますね。
また日本のドル/円の歴史を振り返れば、国が成長のフェーズに入った時にどれほど通貨が強くなるかは次のチャートが示しております。
出所:YENRATE
日本が高度経済成長入りした1973年に変動相場制に移行したしました。
その時のレートが1ドル265.8円ですが、およそ20年後の1995年には1ドル79円と3.36倍になったことを歴史が証明しております。
日本でも中国でも歴史は繰り返したんじゃ、ベトナムでも同じことじゃ。
この間ドルから円に資産を移した人はこの恩恵を享受し、資産を爆増させたはずです。
まとめ
ジュニアNISAは子供の名義で投資でき、非課税の恩恵を受けられる唯一の制度です。
特にまだ小さいお子さんをお持ちの親御様にはジュニアNISAでベトナム株投資がオススメです。
- 子供の金融教育の初めの一歩に最適
- 今年で制度は終了だけど手続きなしで、継続監理勘定に自動で移管し成人まで非課税継続。
- 銀行預金と比較したらその差は歴然。
- NISAは日本国内で非課税ですが、なんとベトナム株は現地ベトナムでも非課税。
- 新興国の通貨は過去の歴史上必ず通貨高になるので、円安ドン高でお得感倍増。
今年でNISA(ジュニアNISA)が終了します、しかし新NISAでは後継制度はありません。
子供にお金のなる木を残し、毎年配当金の果実を楽しみたいなら次の手続き締め切り日までに申し込む必要がありますので、ご注意ください。
締め切り日:9月29日(金)SBI証券より
締め切り間近なのでご注意くださいね。
私は2人の子供にお金のなる木を既に2本づつ与えましたが、今年も3本目のお金のなる木を与えたいと考えております。
皆さんの資産と笑顔が溢れることを祈っております。
それではまた、対酒当歌人生幾何。
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