こんにちは、Q太郎です。
株は最安値で買って、最高値で売るのがベストですが、相場の格言に「 頭と尻尾はくれてやれ 」とあるように、最安値で購入し、最高値で売るのは不可能です。
では私はどのタイミングで買い出動するかといいますと、それはゴールデンクロス後に2回の半値押しとその戻しの動きが確認できたタイミングです。
目 次
ゴールデンクロスを見逃すな
ゴールデンクロスを説明する前に、単純移動平均線をご説明いたします。
単純移動平均線とは英語でsimple moving averageと表記され、一定期間の株価の終値の平均を結んだ線になります。
移動平均線は相場のトレンドを表し、私はそれを投資家心理の動きと考えております。
私が多用するのは以下2種類の単純移動平均線です。
- 5日間移動平均線:SMA5
- 25日間移動平均線:SMA25
当然のことながらSMA25はSMA5より長期のトレンドを意味します、つまりSMA25のラインをSMA5を超えた瞬間がトレンドの転換点になります。
このトレンドの転換をゴールデンクロスと呼ばれます。
出展:SBI証券
緑の線(SMA5)が紫の線(SMA25)を下から上に突き抜けて、この二つの線がクロスしたところをゴールデンクロスと呼びます。
ゴールデンクロスとその後の株価の動きに注意
ゴールデンクロスが起きたからといって直ぐに買い出動してはいけません、私は過去に何度もゴールデンクロスを見誤り失敗した経験があります。
前述のチャートを見ると2021年12月中旬にもゴールデンクロスが確認できます、しかしその後株価は力なく下落しております。
このゴールデンクロスは長続きしないと私は予想してりました、なぜならこの株価の動きを裏付ける業績結果はこの時にはまだ市場では確認できていなかったからです。
株価は業績予想から先行して動きますが、業績を確認してから判断するのが大切ですね。
このように決算期が近くなると、勇足な投資家が散発的にゴールデンクロスを形成します、うかつにこのトレンドに乗るとその後の下落に巻き込まれることがあるので注意が必要です。
ではどのタイミングで購入すべきなのか、それはゴールデンクロス形成後の2回の半値押しからの戻りを確認できた後のタイミングです。
出展:SBI証券
半値押しからの戻しとは、株価の上昇局面で、上昇した割合の50%程下落して底打ちし、また上昇する株価の動きです。
私はゴールデンクロス後にこの動きを2回以上確認できれば、チャートの動き的には買い出動できる条件と見なしております。
これは売りたい投資家と買いたい投資家のパワーバランスが徐々に買いたい投資家優勢、つまり株価上昇トレンド入りしたことを示唆しております。
ゴールデンクロスからの買い出動、その銘柄とは
ゴールデンクロスは業績や外部環境とは関係なく形成されることがありますので注意が必要です。
しかし外部環境が整い、しかも業績に明確に結果が現れ出した際のゴールデンクロスは迷わず買い出動します。
先日いつも有益な情報を提供されているVIETKABUサイトで次の記事を見つけました。
出展:VIETKABU
この記事ではベトナムがRCEPに加盟する国の中で最も収入と貿易額の増加幅が大きいことが報じられておりました。
これは貿易が盛んになることで海運株に上昇圧力が働く公算です。
これを受けて買い出動した銘柄は「 VOS ベトナム海運 」です。
業績は以前の記事でご紹介した通りです。
次のチャートが示す通り、ゴールデンクロスと2回の半値押しからの戻しが確認できます。
出展:SBI証券
そこで指値21,800VNDでNISA枠上限いっぱいの約120万円分を購入しました。
まとめ:ベトナム株オススメの購入タイミングは
ベトナム株の最適な購入のタイミングは「 ゴールデンクロス+2回の半値押しからの戻し 」が現れた時がオススメです。
但し以下の条件が揃っていることが必要です。
- 好調な業績
- 株価を押し上げる外部環境
皆様の資産と笑顔が溢れることを祈っております。
それではまた、対酒当歌人生幾何。
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