ベトナム株、株価下落局面でやるべき事1選

株価下落 高配当株投資

こんにちは、Q太郎です。

ベトナム株の最近の急激な株価下落を受けて落胆している方も多いかと思います。

しかし本当の投資家は株価が下落している時こそ忙しくなります。

邱永漢先生
邱永漢先生

本当の投資家は、上げ相場ではなく、下げ像場でこそ忙しくなる。

理由は株価が下落すれば、高配当銘柄を仕込む絶好のチャンスになるからです。

この記事は投資家が下落局面でしなければならない大切な仕事をお伝えする記事です。

下げ相場は高配当銘柄を仕込む絶好のチャンス

株価が下がれば配当利回りは改善

配当利回りとは、以下の式で表します。

配当利回り(%)=(年間配当金額÷購入時株価)×100

例、1株当たりの株価が100円で1株当たりの配当金が5円ならば、(5円÷100円)×100=5%です。

これが株価が下落して80円になった場合は(5円÷80円)×100=6.25%

利回りが5%から6.25%にアップしました。

このように株価の下落は利回りを改善させます。

今回の下落(2022年4月)はNISA銘柄を仕込む絶好の機会

私は昨年2021年の一般NISA枠でNTLトゥエリム都市開発を購入しました。

その後株価が上昇してしまい、追加で購入すれば株価が高くなっている為、年間配当金が同じでも、利回りが悪くなる為追加購入に躊躇しておりました。

同銘柄は今回の株価下落を受けて、利回りが大幅に改善しました

  • 現在の1株当たりの株価(30,600VND)
  • 2022年1株当たりの予想配当金額(2,500VND)
  • 予想配当利回り(%):2,500VND÷30,600VND×100=8.16%

利回り7%であれば、元本は十年で2倍になります、利回り8.16%は魅力的な利回りです。

一方NTLの株価下落は第一四半期(1-3月)の業績不振を背景としており、もしかすると株価はもう少し下げて利回り10%台もあるかもしれません。

Q太郎
Q太郎

業績は一時的に悪化する事もあり、株価は下落しますが、振り返るとそれは絶好の買い場だったりします。

また過去3年間2,500VNDの年間配当を維持しており、この株価下落局面では注目銘柄です。

尚、日本の証券会社( SBI証券やアイザワ証券 )でNISA枠で購入すれば、海外でも国内でも非課税の為、配当金をまるまる手にすることができます。

配当金確認に役立つオススメサイト2選

高配当銘柄をフィルターリングしたいならTradingViewがオススメ

以前高配当銘柄のフィルターリング(抽出法)について、TradingViewの使い方を解説しておりますので、ご参考にしてください。

近々の配当金を知りたいなら、VIETSTOCKがオススメ

配当金の情報は毎日のように発表されます、それを一覧でチェックできるオススメサイトが、VIETSTOCKになります。

以前VIETSTOCKの使い方について解説しておりますので、ご参考にしてください。

5月8日以降権利落ちで5%以上の高配当、一般NISA枠あり銘柄は?

高配当銘柄

出展:VIETSTOCK

TPC、SED、DHAそれぞれの利回りを5月6日の株価で配当利回りを計算してみます。

  1. TPC:予想配当金700VND÷株価1,0250VND×100=6.8%
  2. SED:予想配当金1,500VND÷株価23,300VND×100=6.4%
  3. DHA:予想配当金5,000VND÷株価53,000VND×100=9.4%

NISA枠で購入すれば、国外国内両方で非課税です、つまり前述の利回りを総取りできます。

未来電卓で将来の資産を覗いてみよう

配当利回りが分かったら、今度は手元資金をその銘柄に投じたら将来一体いくらになるのか知りたくなりますね、でも元本と配当金再投資の福利の計算が複雑です。

そんな時に役立つのがみらい電卓です。

未来電卓

出展:みらい電卓

想定利回り9.4%のDHAに一般NISA枠で120万円5年完全非課税で投資した場合のシュミレーションの結果は、188万円になります。

厳密には配当金を再投資する際に、9.4%の利回り銘柄に投資できるかどうか分からない為、概算とお考えください。

将来の収入減少を知ることが高配当投資のモチベに

高配当投資を継続するには、定年後の将来の収入や資産の減少を把握しておくことが大事です。

そんな時に便利なサイトがライフプランシュミレーションです。

ライフプランシュミレーション

出展:ライフプランシュミレーション

基本シュミレーションに簡単な項目を入力すると、以下のように収入や貯金が老後にどのぐらい減少し、何歳まで維持できるかが分かります。

ライフプランシュミレーション

出展:ライフプランシュミレーション

60歳手前で年収が減りだしております、これは日本の会社では50代後半で役職定年を迎え、年収が大幅に切り下げられます。

例えば58歳で役職定年迎え、年収が3割カットされる場合、年収800万円のサラリーマンの収入は560万円に激減します、その差240万円です。

Q太郎
Q太郎

枯れないお金のなる木は、老いた時にその有難味を感じるでしょう

この年収激減を緩和すべく53歳の時に前述のように120万円を一般NISAでベトナム株に投資をしていれば、188円の金融資産が、年収減を補完してくれます。

このように全ての人に訪れる定年と老後のお金のリスクを知ることが、枯れないお金のなる木である高配当株投資のモチベーション維持に繋がります。

まとめ

株価の下落局面では悲観している暇はありません、下落局面こそ配当利回りが改善し、高配当株投資の絶好のチャンスとなります。

そして一般NISA枠を使えばベトナムでも日本でも非課税になり、二重課税どころか完全非課税でお得さ抜群です。

株価の下落局面で悲観に暮れている投資家と未来へ向けて動き出す投資家の運命の別れ道は今正に目の前です。

皆さんの資産と笑顔が溢れることを祈っております。

それではまた、対酒当歌人生幾何。

コメント

タイトルとURLをコピーしました