こんにちは、Q太郎です。
ロシアのウクライナ侵攻開始から約2週間が経過し、ロシア軍はウクライナの原子力発電所を制圧しました。
ロシア軍の攻撃により、発電所への電力の供給が止まり補助電源でも48Hしか供給できないとのニュースが伝わると、チェルノブイリの原発事故を連想され世界中の株価が暴落しました。
市場は先行きの不透明感をいち早く織り込むのじゃ
折しも日本では原発の脅威に晒された東日本大震災から11年目を迎えようとしておりました。
このような有事の株価大暴落時こそある銘柄を仕込む絶好の買い場です、それは「 ベトナム株高配当銘柄 」です。
目 次
なぜ有事の大暴落時が高配当銘柄を仕込むチャンスなのか
なぜ有事の大暴落が高配当銘柄を仕込むチャンスなのかを理解するには、一般的な購入方法「ドルコスト平均法 」と比較して考えると分かり易いです。
ドルコスト平均法は毎月一定金額を定期的に購入する方法で、高値購入と安値購入を長期で平均化できる購入方法です。
リスクを抑える分、チャンスも少なくなりますので、指数連動型のETFや投資信託への投資に向いております。
ドルコスト平均法はリスクの少ない投資法で個別株でも使えますよ。
例えば年間1株100円の配当金がある銘柄を毎月1株(株価1,000円)づつドルコスト平均法で1年間購入すれば、株価の上下はあれども限りなく12株で総額12,000円分になります。
すると利回りは1株当たり配当金(100円)÷株価(1,000円)×100=10%です。
配当金総額:100円×12株=1,200円
同じ購入資金12,000円でも、有事の株価暴落で株価が500円になった時に買い出動すれば24株分購入できます。
すると利回りは配当金(100円)÷株価(500円)×100=20%
配当金総額:100円×24株=2,400円
従って高配当株投資は有事の株価暴落時が絶好の買い場となります。
高配当銘柄を探すには無料ツール「 TradingView 」がオススメ
高配当銘柄を簡単に探すには無料ツールTradingViewがオススメです。
TradingViewのホーム画面を開き、「 マーケット 」→ 「 株式 」の順番でクリックしていきます。
出展:TradingView
次に「 日本株式市場 」と書かれている右端のプルダウンから「 ベトナム 」をクリックします。
出展:TradingView
ベトナム株式市場の画面になりましたら、「 市況 」→「 高配当利回り 」→「 配当 」の順番にクリックします。
これで配当利回りの高い銘柄から上から順番にランキングされます。
出展:TradingView
配当画面の各項目の説明
出展:TradingView
赤枠:現在の株価(VND)
黄枠:配当利回り
この利回りは「 予想配当利回り 」です、最新の配当金を基にした年間配当予測値、または過去12ヶ月間の累積配当金額のどちらかになります。
減配や増配によりこの予想値は自動的に変化していく為、自分で過去10年ぐらいを調べる手間がなくなります。
それでも自分で過去の配当金動向を調べたいなら以下の記事を参考にしてください。
緑枠:支払い済配当額、企業が支払い済の配当金の合計額です。
青枠:今期の会計年度の1株当たりの配当総額です。
本記事を作成している2022年3月13日時点ではまだあまり配当金が出ていないので、この欄が空欄になっている銘柄が目立ちます。
枯れないお金のなる木、ベトナム株メガ配当株投資の魅力とは
私はベトナム株高配当投資をその魅力の高さからベトナム株メガ配当株投資と命名しました。
そのベトナム株の高配当銘柄といえば、いつもトップにランクされるのがPPCです。
確かにこの銘柄の配当利回りは26.6%越えと脅威的なのですが、裏を返せばこの銘柄の未来は暗い為に株価は右肩下がりで、それにより配当利回りが良く見えているだけなのです。
私は昨年7月に以下の記事でPPCについて取り上げました。
その後の株価の動きは私の予想が間違っていないことの証左です。
次の記事からベトナムの石炭火力の未来が明るくないことが示唆されます。
出展:ONE-VALUE株式会社
この記事ではベトナム政府が第8次国家電力マスタープラン(PDP8)原案を再度見直したことを伝えております。
以下はこの記事からの抜粋になります。
再びPDP8草案見直しへ
ベトナム商工省が2021年9月に公表した第8次国家電力マスタープラン(PDP8)草案では、新たな石炭火力発電所の開発計画に制限を設け、国内の電源構成に占める石炭火力の割合を減らしていく方針が示されていた。風力や太陽光を中心とする再生可能エネルギーの発電容量で電力需要を賄う計画を立てている。
石炭火力を減らしていく政府の方針であれば、いずれ配当ができなくなる未来がまっています。
それではベトナム株においてどんな高配当銘柄がオススメかといえば、
高配当×高成長=ベトナム株メガ配当銘柄です。
これは高配当も得ながら、高成長も得る二兎と狙った銘柄になります。
私は2021年7月の記事で、TCLとNTLの2つの銘柄を推奨しました。
この2銘柄の2021年7月以降の株価の動きは以下の通りです。
ベトナム株メガ配当株投資の利点は、仮に減配になって予定していた現金収入が減っても、一部の株式を売却してその減配分を補うことが可能なのです。
米国や日本の高配当株は成熟企業が多く株価は上がらない為に、一部を売却して補填するには精神的にも高いハードルがあります。
またベトナム株は成長性と共に株配も多いので、一部のお金のなる木を売却しても、新たなお金のなる木の苗木が無償で貰えるのです。
TCLの配当状況をVIETSTOCKで確認してみます。
出展:VIETSTOCK
TCLは2019年に100株に対し44株を株式配当として実施しております。
1部を売却しても株配によりお金のなる木の苗木が貰えて、またその苗木が成長していくことが期待されます。
これがアメリカや日本の高配当株投資と決定的に異なる点であり、ベトナム株メガ配当株投資は枯れないお金のなる木と呼べる投資法です。
ベトナム株高配当銘柄への投資は、一般NISAがオススメ
ベトナム株高配当銘柄への投資は、日本の証券会社で一般NISA枠での投資がオススメです、それはベトナムでも日本でも税金が非課税、つまり税金0円だからです。
私が知らべた限りではSBI証券とアイザワ証券でこのサービスが提供されております。
詳しくは以下の記事でご紹介しております。
まとめ
現在ロシアのウクライナ侵攻による有事の株価暴落が世界的に発生しております。
もちろんベトナムの株価指数VNインデックスもその影響が顕著です。
出展:SBI証券
しかしこのような有事の暴落こそが、高配当銘柄にとって絶好の買い場なのです。
またベトナムの高配当株投資は、米国や日本と異なり、成長性と株配性が加味されることにより、減配時に株を一部売却してお金を補填しても、お金のなる木が減らない傾向があります。
また一般NISAで税金0円と驚く程コスパがよいので、この有事に一度検討してみる価値はあります。
皆さんの資産と笑顔が溢れることを祈っております。
それではまた、対酒当歌人生幾何。
コメント
ブログ村に登録されたのですね。
初心者でも分かり易くて、さすがだなぁと思います。
これからも、ベトナム株で大いに儲けていきましょう!