こんにちは、Q太郎です。
2023年はベトナム株投資をしていた方にとっては厳しい一年でした。
しかし明けない夜はないように、2024年春ごろからベトナム株は上昇していくと私は予想をしております。
株の儲けはガマン料、師の教えです。
株価が動意づいたら直ぐに買い出動できるように円からベトナム通貨ドンへ転換しておく必要があります。
何事も準備が大切なんじゃ
現在各国の通貨に対し上昇している円はドンに対しても円高ドン安トレンドです。
今後もこのトレンドは継続されるのか、それとも今がドンへの転換好機なのか?
この記事では円をドンに転換するタイミングに悩んでいる方にとって参考になれば幸いです。
結論、円からドン転換への好機到来。
目 次
日銀マイナス金利政策解除の兆候は円高を後押し
お金は金利の低い国の通貨から、金利の高い国の通貨へ流れる原則が現れだした。
日銀の植田総裁はインフレの緩和と賃上げの拡大を背景に、マイナス金利政策解除の可能性について言及し始めました。
出所:REUTERS
これは日本も長らく続いた金利の無い世界から、金利が高くなる世界への転換を示唆しており、金利差を見込んだ投機マネーの流入による円高トレンドを誘発する公算が大きくなります。
主要8通貨の中で円の上昇は顕著
日本の金利上昇を先取りしたした投機マネーの流入により、水色で示された円は主要8通貨の中で上昇が顕著となった。
出所:OANDA証券
このチャートは昨年10月初めを0としたその後の通貨の強弱を示しております。
黒の四角で示した11月末ごろから円は急激に上昇しております。
一方同じ時期を境にして急激に下落しているのが、オレンジで示したドルになります。
このグラフは金利の低くなる国から高くなる国にお金が移動していく原則を示してるんじゃ。
これは米国と日本の二つの国の対照的な金利政策が引き起こした通貨の動きであり、ドルを売って円を買う動きが加速していることが示唆されております。
次の記事は米国も2024年は利下げに動くことを報じております。
出所:REUTERS
円高ベトナム通貨ドン安はどこまで進むのか?、為替の未来は誰にも読めない
為替を予測するのは不可能、ただ一人を除いて。
師曰く、「 為替を予想することは不可能、但し人生で一人だけ為替を的確に言い当てていた人物がいた、それがマクドナルドの創業者の藤田田さんです。」
先生はよく為替を予測することがいかに難しいかを弟子達に説いた後に決まって、藤田田さんの話をしておりました。
藤田田さんは為替を的確に予想できた唯一の人物なんじゃ。
為替に影響する要因は複数あることが、予想を難しくしている原因です、代表的なものは次の通りです。
- 経済情勢(貿易等)
- 金利
- 政治的要因
- 政府による為替相場
- 投機マネー
予測できないもののリスクは分散化が有効。
株式投資をする際にも1銘柄に集中投資をする人は少ないと思います、為替も同じようにリスク分散の為、一度に購入せずに時期を分散して購入することが有効だと考えます。
つまり株価購入時期の3ヶ月ぐらい前から、3回に分けて購入するなど手数料を考慮して分散化を進めることが肝要です。
長期のトレンド、ドン高円安は変わらない
ベトナム中央銀行が利下げをしても円高トレンドは長くは続かなかった点を見逃すな!
ベトナム中央銀行は景気低迷を理由に、6月16日に利下げに着手しました、この時に大きく円高ドン安に振れ、長いトレンドになるかと思われました。
しかし、結果は円高ドン安は長くは続かず、元のドン高円安逆戻りしたことが、次のドン/円のグラフから読み取れます。
出所:SBI証券
青い★印部が利下げ時期です、一時円高ドン安に振れましたが、長くは続かず元のドン高円安トレンドに逆戻りしたことが読み取れます。
為替はその国の成長力の差を表しますね。
日本も高度経済成長期の1ドル360円から100円を割るまで円高になったんじゃ。
アメリカの中央銀行銀行の利下げに反応している投機筋はベトナム株式市場では少数派
アメリカの金利の先行きを示す10年もの国債の利回りは、11月に入ると急速に低下し始めました。
出所:Investing.com
この背景には投機筋が金利の低くなる国から、高くなる国へ資金をシフトさせている動きが推測されます。
当然その投機マネーの一部はベトナム株式市場にも当然流入していた為、同じようにベトナム株式市場から資金を引き揚げ、より高い金利の見込める日本市場へ流入しだしました。
それが次のグラフが示す昨年11月中旬から始まったドン安円高への転換です。
出所:SBI証券
実際に2023年11月、12月は外国人投資家のベトナム株の売り越し額が加速したことが、次のグラフから読み取ることができます。
出所:VIETSTOCK
しかし、ベトナム株式市場における外国人投資家の株式保有割合上限を49%に制限していることを踏まえれば、ドンを売って円を買うポジションの変更はそれは程長くは続かない公算です。
次の記事ではロシアのウクライナ侵攻時にベトナム株式市場があまり影響を受けなかったことの背景には、機関投資家の存在が少ないことを指摘しております。
出所:MINKABU
成長国の通貨は強くなるの原則に従えば、いまのドン安は絶好のドン転好機。
通貨はずっと一本調子に上がっていくものではなく、その時々の経済情勢により大きく変動いたします。
日本が1ドル360円からバブル後に100円を切るまで円高が進んだように、国の経済が成長すれば必ず通貨高になる原理原則は変わりません。
バブルが崩壊した後に通貨最高値になっていることが、経済が通貨に先行する証ですね。
過去に私が体験した中国の通貨の成長について、過去に記事にしておりますので、ご参考にしてください。
経済成長著しいベトナムが、一時の不況により通貨が下げて円高、ドン安になっている今こそドン転の好機だと考えます。
まとめ
昨年11月から始まったドン安、円高はドン転への好機、成長国の通貨高はいつの時代にも通じる原理原則なのです。
- 日銀やFRBの政策変更のタイミングによる一時的なドン安円高は好機。
- 為替の未来は予測困難が前提、従って分散購入すべし。
- ベトナム株式市場に流入している投機マネーは限定的。
- 成長国の通貨は強くなるの原則は今も昔も変わらない。
それでは今年は皆さんの資産と笑顔が溢れることを祈っております。
それではまた、対酒当歌人生幾何。
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