こんにちは、Q太郎です。
日本でも個人の資産形成を後押しする制度として2014年に税制優遇制度ニーサが創設されました。今回の新興国株投資において、ニーサの活用も1つのテーマにしております。
目 次
オール非課税 ニーサ+ベトナム株高配当
師曰く「 昔は定期預金の利息が7%もあり元金が10年で倍になったのに、今の銀行預金は空き巣対策にしかなりませんね。」
邱先生は2000年代初頭のデフレ時代の預金金利をこのように嘆いておりました。
金利こそ地をはうような低さが続いておりますが、時代は変わり日本にもニーサなる税制優遇制度が創設され、少しは投資し易い環境になりつつあります。
そこで一般ニーサ年間120万円の非課税枠で購入された投資商品については、最大5年間の非課税処理となる為、ベトナム投資においても年間1銘柄ぐらいはこの枠での購入を検討しておりました。
また新興国株投資において不動産セクターの次に見逃せないのがメディカルセクターであり、投資開始からいくつかの銘柄を物色しておりました。
ドメスコメディカル医療:2500ドン現金配当
今回ニーサ枠で購入したのは、「 DMC 」ドメスコメディカル医療です。この銘柄を選定した理由は、下記の理由からです。
- 2015年から5年連続増収増益
- 20%前後の高利益率
- 2018年、2019年と増収増益の一方、株は売り叩かれ低PER
- 半期決算が昨年対比大幅改善
- 7-9月期決算の発表前に株価がBOX圏(45000-55000)を上にブレイクアウトし始めた。
- 一株あたり2500ドンの現金配当
ベトナム株では配当に対し非課税なので、こちらをニーサ枠で購入することで、税金0での配当金を手にいれることができました。
株式配当と違い、現金配当はエクササイズデイトから数日で振り込まれました。
本日の株価51,700ドンの為、利回りは4.83%でした。調査すると過去10年間継続して現金配当がされております。一株当たりの配当は以下の通りです。
- 2020年:2,500ドン
- 2019年:2,500ドン
- 2018年:1,000ドン
- 2017年:3,500ドン
- 2016年:2,000ドン
- 2015年:1,800ドン
- 2014年:700ドン
- 2013年:2,200ドン
- 2012年:3,700ドン
- 2011年:2,200ドン
先日、7-9月期の決算発表があり売上高前年同期比▲12%の3310億VDN(約15億円)、税引き後利益が同▲54%減の270億VDN(約1.23億円)の減収減益と昨年対比で大きく落ちこむ結果でした。主要因は医薬品原料の上昇です。
出典:VIET KABU
株価は10月初旬の60,000ドンを上値に下げ続けております。
出典:SBI証券
既に52,000ドン付近で相場の転換暗示を示す寄引同時線の「 十字線 」や買い勢力強力を示す「 上十字線 」が現れており、次のターゲットである50,000ドンを前に反転できるかがカギになります。
大手のDHGはPERが20倍を超えており、DMCは7.7倍の為まだ十分上値の余地は残されております。
ここがガマンのしどころですね。
それではまた、対酒当歌人生幾何。
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