こんには、Q太郎です。
新興国株投資において鉄板なのが、不動産セクターです。歴史上の戦争が土地の奪いあいであったように、今も昔も土地の価値は変わりません。
目 次
ファンダメンタル的には超優良
師曰く、「 外国で不動産に投資するよりも、不動産株に投資する方がずっと簡単です。海外の不動産投資は予想外のトラブルが次々発生し、自身が本当に身動きできない負動産さんになります。」
邱先生は昔から不動産投資で財をなしており、海外でも同じように不動産投資を展開し、その中で様々な辛酸をなめてきており、実にリアリティーのある言葉でした。
私がベトナム株投資を5月にスタートし、最初に調査を始めたのが不動産セクターでした、その中でも一番刮目に値したのがビンホームズでした。ビンホームズ購入の根拠は下記の通りです。
- 高い利益率 : 利益率が50%以上の超高収益性
- 売上と利益の伸び率 : 30%超の高い伸び率
- 低いPER : PERが11.6倍、一方親会社VICは42.9倍
- ピーターリンチ式評価 : 3年長期利益成長率(259)+2020年配当利回り(0)の合計をPERで除した値が2以上であれば優良。結果22.3 超優良銘柄。
- ブランド戦略 : セグメント毎にサファイア、ルビー、ダイヤモンド
- 工業団地開発 : 収益の多元化
出典:ビンホームズHPより
このように、かなりの優良銘柄との判断でしたが、唯一過去の株価の動きだけが業績との相関性が薄く、予測が難しい印象でした。
未だ忍耐を強いられ
時価総額の大きな銘柄なので、株価のボラティリーは大きくないことは予測はしておりましたが、5月に購入して以降、未だガマン、ガマンの日々が続いております。
出典:SBI証券
この数ヶ月75,000~80,000ドンのボックス圏で推移。既に2020年の第三四半期までの営業利益の合計は昨年比で+6.5%と堅調に推移してきております。
やはり時価総額の大きな目柄は海外の機関投資家の資金や、外国人投資家の資金に流入がないと大きく動きません。
朗報なのは、ベトナム国内投資家の1-10月の口座開設数が既に2019年通年の口座開設数を53.4%と大きく上回っていることと、海外投資家の口座開設数も4月のコロナ禍以降急増が続いている点です。
夜明けは近いのか、遠いのか。ガマンの日々です。
それではまた、対酒当歌人生幾何。
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