IMP : ジェネリック薬製造に注力

IMP

こんにちは、Q太郎です。

以前ご紹介しましたIMPイメックスファーム医薬品について新たな情報を見つけました。

ジェネリック薬ビジネス、それは医薬ビジネスの金のニワトリ

師曰く「 貧乏な国の人が豊かになったら、何に最初にお金を使うか、それは医療です。 だから製薬会社の儲けは薬九層倍と云われるのです。」

以前、5つのお金の果実をつける木として紹介しましたIMPイメックスファームですが、非常に興味深い情報を発見しました。

出典:VIET KABU

情報サイト VIET KABU はベトナム投資をする上で非常に有益な情報を提供されておりますので、ベトナム投資をされる方は是非利用してください。

ジェネリック医薬品とは後発医薬品とよばれ、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に販売される、新薬と同じ有効成分、効き目、品質、安全性が同等であると国から認められたお薬です。

投資的視点から眺めると、開発に莫大な投資金額と長期の時間が掛かる新薬開発よりも、既に市場で販売されており、確実な売り上げと収益が見込めるジェネリック薬ビジネスは金の卵を産むニワトリです。

ではベトナム市場において現在のジェネリック薬ビジネスの市場規模について調べてみました。

出典:経済産業省

このグラフが示す通り、今後の市場拡大のスピードは刮目に値します。上記グラフから2020年の医薬品市場規模はジェネリック、一般用薬、特許薬の合計73億ドルになります、ジェネリック薬の割合はまだ56%でまだまだ市場拡大の余地は残されております。

下記は先進各国の製薬市場に占める、ジェネリック薬品の数量割合です。

出典:岡三オンライン証券

ここのグラフは2017年までですが、日本は2020年4~6月のジェネリック薬使用割合は79.3%まで高まり、政府方針の80%使用は達成される公算です。

このグラフはどの国でも社会保障費抑制において、医薬品市場におけるジェネリック薬の使用は避けては通れないことを示唆しております。

12月18日の同社の株価のチャートを眺めると、コロナ禍の4月暴落から回復して以降40,000~50,000VNDのBOX圏で推移しておりましたが、11月以降急騰し遂に55,000VNDを上にブレイクアウトしました。25日移動平均線をサポートラインとして綺麗な右肩上がりを描くようになりました。

出典:SBI証券

これはIMPがこれから大きな成長軌道に入りかけている証左です。

それではまた、対酒当歌人生幾何。

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