DMC : 損切り& リバランス

DHC

こんにちは、Q太郎です。

今回は投資資金が乏しい個人投資家には避けては通れない、損切りとリバランスについてお話します。

ドメスコメディカル:泣く泣く損切り、それは躊躇なく。

師曰く、「 自分が買いたいと思っている銘柄の株価が下げたら、押し目買い、さらに下げたら追加で押し目買い、もっとさげたらダメ押し押し目買い。最低3回は必要ですね。 」

弟子思う、「 先生はマシンガンを打つように投資資金の鉄砲玉が潤沢ですので、そんなに連続で押し目買いができるのですよ。僕ら6発入りリボルバーに2発ぐらいしか投資資金の玉がないのですよ。」

当時、中国株投資の話をしているとよく先生からこの押し目買いの話があり、その度に資金力のない個人投資家の悲哀を感じましたが、喉までこの言葉がでかかりましたがぐっと飲みこんでました。

最近保有銘柄中、更に追加投資をしたいと目論んでいたDHCドンハイベンチェー株が61,000VNDを上値抵抗線になり、伸び悩んでおります。12月23日前後は61,000VNDを上にブレイクアウトしたのですが、その後は日を追う毎に上昇力は減少し、恐らく60,000VNDを割り込む調整局面が予想されます。

出典:SBI証券

この調整局面で押し目買いをしたいのですが、肝心の資金がありません。そこでリバランスを検討するため、保有銘柄を眺めると、どれも今は売却するレベルではありませんが、強いてどれかとの選択をすれば、DMCドメスコメディカルしかありませんでした。

そのような考えに至った背景には、同社のQ3の決算内容の発表前にDMCの株価が動意づいた為、恐らくQ3決算内容がQ2と同じような大幅改善になるとの予測で動きだしたと思い、発表前に一気に買い向かいました。

結果は大きく期待を裏切るQ3の結果の為、その後は軟調な株価の動きに終始しております。

本来はDHC株が60,000VNDを割り込んでから購入に動きたかったのですが、それができない理由がありました。

リバランス : 損切りと配当確定をセットで損失圧縮

それはDHCの現金配当の権利落ちが12月30日でした、その為購入するなら29日には購入しなければなりませんでした。

1株当たり現金配当2,000VNDの為、12月29日付け株価60,000VNDで計算すれば、配当利回り3.3%とそこそこの配当利回りでした。従いまして、どうしても29日中に購入を確定しなければなりませんでした。

実際には、DMCを全株売却すれば、日本円で100,000円前後の損失が生じ、且この銘柄はニーサ枠で購入しており、損益通算できませんでした。しかし28日に躊躇なく全株売却し、その売却資金+備蓄配当金で29日にDHCを買い向かいました。

出典:SBI証券

売ったら上がるは株式投資の常

今まで軟調な動きだったDMC株は私が売却した直後の12月29日は1日で2.77%の上昇でした、やはり株は売ったら上がるの格言は本当でした。

出典:SBI証券

それでも躊躇なくリバランスするのは、ドンハイベンチェーへの期待が大きいからです。

それではまた、対酒当歌人生幾何。

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