こんにちは、Q太郎です。
誰でも他人の資産は気になるものです、そこで私の2022年の運用結果について、嘘偽りなくこの記事で報告いたします、結果は「 悲報 」です。
この記事を読めば自分のポートフォリオだけが曇り空ではないことが分かり、ほっとできるかと思います。
目 次
年初21,45万円の資産は10,40万円に大暴落
出所:SBI証券
この表の赤枠2つの合計が現在の資産額10,45万円になります。
2022年は正に潮目が変わった年で投資家にとっては1年を通じて「 ガマン 」の忍耐を強いられた年です。
複数の要因が重なりあった非常に稀な年だったと回想されます。
各国中央銀行による金融引き締めでリスクマネーが霧散
今月の3月22日に米連法制度準備理事会(FRB)は0.25%の利上げを決定、景気減速よりもインフレ抑制を優先している政策が継続されております。
しかしここにきて金利引き締めの副作用がシリコンバレーバンクの経営破綻として現れました。
出所:DAIAMOND ONLINE
この銀行の経営破綻は特殊な例ですが、重要なことは預金者の預金を政府が全額保証した点です。
これにより市場には安心感が高まり、リスクマネーへの回帰が起きやすくなりました。
市場は不透明感を一番嫌うんじゃ
つまりそろそろ底が見えてきた公算が大きいです。
中国のゼロコロナ政策が製造業を直撃
2022年1月4日に米政治学者、イアン ブレマー氏が2022年の最大のリスクについて、中国のゼロコロナ政策を挙げていたことを思いだします。
出所:THE SANKEI NEWS
先月私は東海地方の自動車部品メーカーを訪ねた際に、工場の稼働が4割近くも落ちている状況を目の当たりにしました。
担当者はやはり中国のゼロコロナの影響がまだ残っており、自動車販売が回復するのは早くても7月以降と予想しておりました。
昔はアメリカのくしゃみだけでしたが、今は中国にも注意が必要ですね
ベトナムのGDPの48倍の大きさを誇る中国がくしゃみをすれば、アジア中の国々が風邪をひく状況であることは、第三四半期の業績下ぶれが示唆しております。
まさかのロシアのウクライナ侵攻
湾岸戦争から30年以上経過している為、もはや大国における戦争は過去のものと思いこんでおりました。
湾岸戦争の時に比べ、国連が全く機能していなことが心配じゃ
しかし、まさかとは忘れたころに現れるもので、それはこの30年間に進んだグローバルサプライチェーンを大きく揺さぶっております。
コモディティー価格は高騰し、各国は原材料、動燃費の高騰に苦しめられ、特に製造業の業績低迷の原因となりました。
チャイナ+ワンとして、製造業が集積しつつあるベトナムはその影響を大きく受けた国の一つです。
明けない夜はない、ガマンの先に希望の光
ガマン、ガマンと一体いつまで待てばいいのかな?
まだはもう、もうはまだとの格言通り、変化が起きつつあるんじゃ
資産運用大手の視線は米国から新興国に移りつつある
先月の日経新聞で気になる記事を発見しました。
出所:日本経済新聞
世界最大手のブラックロックもその資金の振り向け先に新興国を選びだしたことは、ベトナム株投資家の方にとっては朗報だと思います。
まとめ
2022年の運用は悲報の結果となりました、しかしそれはある程度予想はできておりました。
何より大切なことは株式投資においてどんな状況においても冷静で、忍耐強くあることです。
以下は昨年11月のベトナム株暴落時の私のツイートです。
ベトナム株投資で最も大切なことは、ガマン、それさえあれば多くの人が成功できるのです。
皆さんの資産と笑顔が溢れることを祈っております。
それではまた、対酒当歌人生幾何。
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