LCG : 小型株、大型株どっちが上がり易い?

LCG

こんにちは、Q太郎です。

今回ご紹介するのは、私が購入した不動産セクター3番目の銘柄、LCG(第16リコジ)。よく小型株、大型株の議論がされますが、私はあまり気にしません。良く上がる株それが1番です。

ベトナム個人投資家口座開設数急増、それは小型株の上昇を支える。

師曰く「 小型株、大型株その違いで区別することはありません、大事なのは毎年の売上と利益の増加です。」

邱先生は大型株、小型株で投資スタンスを変えることはありませんでした。私もその通りだと思い新興国株投資において、小型株も大型株も投資してきました。

但し経済成長のフェーズにおいて、小型株の上がり易い環境、大型株の上がり易い環境があるのではと感じることがあります。

LCGはホーチミン隣接省で大規模な不動産開発を手掛け、最近では南中部沿岸地方ニントゥアン省でニョンハイ太陽光発電所を竣工し、その事業内容も多角化されつつあります。

私が保有している不動産3銘柄は、VHM、PDR、LCGで大型、中型、小型に分類されます、その中で売上、利益の伸びからVHMが一番最初に上昇すると予測しておりましたが、予測に反して購入後からLCGが着実にコツコツ上昇しております。一方VHMには未だ忍耐を要求されております。

この動きの背景には、個人投資家と機関投資家の投資資金の違いがあるかと思います、未だ市場としては小さな市場であるベトナム株市場の、更に小型株では機関投資家の資金を投じるには小さすぎます。

一方で個人投資家が急増しているベトナムでは、個人の少額投資で買いやすい小型株に資金が向きやすい傾向にあるかと思います。

下記が個人投資家増加のグラフ

出典:VIET KABU

今年に入り個人投資家の口座開設が急増しており、ベトナム人の投資ブームの予兆を見てとれます。

このような小口の資金が小型株の上昇を支えていると感じます。以下LCGの株価の動き、レ点が私が購入した時期です。

出典:SBI証券

このように小型株の成長と個人投資家の増加には相関性があり、小型株といえどその株価の上昇タイミングを捕まえることで最速でパフォーマンスを上げることが可能です。それは日本の資金が乏しい若い投資家でも、そのチャンスは十分にあると思います。

大型株 : MSCI指数組み入れ比率上昇

一方で大型株は、やはり機関投資家の資金流入が重要です。MSCI指数とはモルガンスタンレーキャピタル社が算出し公表している指数で、先進主要国、エージング、マーケットタイプ別指数など、多数のインデックス指数があり、多数の機関投資家のベンチマークに採用されています。

その中にMSCIフロンティアマーケット100指数があります。今年その中のクエートがフロンティアマーケットの分類から、新興国マーケットの上の分類に格上げされました。それにより、この指数中のベトナム株の比率が上昇する見通しで、結果機関投資家の資金が流入しやすくなります。

出典:アイザワ証券

今回の組み入れ比率変更による資金流入は約70億円と予想されており、今後出遅れていた大型株が急に上昇する場面があるかもしれませんので要注意です。

それではまた、対酒当歌人生幾何。

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